Yesterday once more.


たいへん驚きました。
1970年代から80年初頭にかけて、ソフトパックの台頭に大きな影響力を与えたジェンセンパック(Jensen pack)がオーダーメードで手に入るというのです。しかも価格も$177~と安い!

詳細はこちらから。
http://www.rivendellmountainworks.com/index.html

その時代、アメリカではそれまで主流だった外側にフレームがあるザック、いわばバックパックからインナーフレームのソフトパックに徐々に移行しました。画期的なアイディアをつぎつぎと製品化した新興メーカーの黎明期であり、ユーザーの発想の転換期であったともいえます。
当時はThe North Face社やLowe Alpine社などいまなお第1線でがんばっているメーカーがソフトパックの名品を開発し、Kelty社やJanSport社のようなアウターフレームパックの名品を開発していたメーカーも揃ってソフトパック作りに参入しました。
同時に、ザックの機能を飛躍的に高めた小物としてITW Fastex社やNational Molding社が開発した工業用プラスチック製の素早く開閉できるバックル類も見逃せません。

なんでも手に入るこの時代、なにもアメリカでめんどっちいオーダーでザックを作る必要もありませんが、80'sアウトドアが好きな方にとってはお役に立てる情報ではないでしょうか。

また、私個人として「エブリ~シャラララ~」ってな気分で、ああどうなちゃったんだろう、とずっと思っていたステファンソン社(Stephenson's)も健在だったことがわかり、涙しました。上記リベンデル社のHP上で同社へのリンクを発見したのです。
当時、メールオーダー(死語!)ファンの間で話題になった「〇っぱいぽろりん」カタログは、現在も同社のウェブ上で健在。
これもまた当時を彷彿として涙。粋ですね~、ステファンソン。

トップの写真はジェンセンパックをトップローディングに変更したような形のChouinard Equipment社製Ultima Thule pack。ジェンセンパックよりもすごいオーラを発しているので載せました。クラクラする。

バックグラウンドミュージックはこちらから(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=t0oroGJusBg

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