焚き火よ、赤々と燃えろ


日野市倉沢で食育活動にちからを入れる「石坂ファームハウス」で焚き火体験をするイベントがあり、今秋、石坂さんの土地をお借りして野外塾が主催する焚き火体験の下見も兼ねて参加してきました。40名様くらいの親子連れの方々が集まる盛会でした。

焚き火体験というのもなんだかヘンな感じがしますが、私たちが小さな頃には当たり前だった焚き火も、いまはほんとうに見かけなくなりました。キャンプで子どもたちが目の色を変えて火にかぶりつく気持ちもよくわかります。
警察の方が活動が始まる前の挨拶で「火の怖さを知って欲しい」と話されましたが、なにかそれも違うような…。

確かに、いまの事情から推して、あちこちで焚き火を焚かれても困るかもしれませんが、どこかうら寂しい気持ちがするのも否めません。

今日の焚き火は打ち払った枝の処理も兼ねていたので、盛大にがんがん焚かれましたが、個人的にはぼちぼち燃える火が好きなので、主催活動ではそうしたいな。

帰路、京王線のなかで服にしみこんだ焚き火の匂いを今日の名残とひそかに嗅ぎながら事務所に向かいました。

Laura Veirs "July Flame"