「青雲野旅」無事終了

琴平に近い畔田キャンプ場へ初日の寝床を求めて歩く。

3/25の岡山行き夜行バスでスタートし、四国全県を回って4/1早朝に夜行列車「ムーンライトながら」で帰京した1週間にわたる春休みのロングキャンプ「青雲野旅(せいうんのたび)」(クリックすると募集要項がご覧いただけます pdf360KB)。
11名の参加者と4名のスタッフあわせ15名のチームで無事終了しました。

この旅は参加者が事前に自分たちが行きたい場所を調べ、キャンプ中は幕営を主にして旅の費用を自分たちで管理しながら移動するという特徴を持つために、キャンプの基礎力がある方を対象にご案内をしてお申し込みいただきました。

本活動では、すべての共同装備を参加者とスタッフでかついで移動しました。軽量化を図るため、テントはシルナイロンを使ったタープを主に、エスパースという国産軽量テントを使用しました。
キャンプ中はこの季節には珍しいという氷点下の夜や夜半の驟雨などにも見舞われ、タープに泊まった参加者は寒い思いをしたはずです。スタッフですら寒いと思ったのですから。
清流・仁淀川の河原にある加田キャンプ場は土佐の誇り。

それでも、この活動をとおしてしっかりとした手応えを感じました。
新6年生がもっとも多かったこのキャンプで、3つのバーナー、2セットの大型クッカー、そして8人用タープ1つと4人用タープ2つ、5人用エスパース1つに加えてタイベックや調理用品などの小物も含め、幕営に必要な最少装備を全員で背負って四国内を6日も移動できたのです。
改めて子どもたちの潜在能力の高さに気づかされたキャンプでした。

天候に恵まれ、四国の最高峰である石鎚山(標高1982m)にも登頂できましたが、四国はやっぱり広いですね。あと2日あればもう少し四万十川でも遊ばせてあげられたと思います。
すばらしい好天に恵まれてこの時期の手ごわい石鎚山に全員登頂。

1週間の旅で着替えの下着は1セットなんていう子もいて、早くも旅のコツをつかんだようです。
「持たないこと」が自由につながることを、ぜひこれからもふだんの生活に活かしてください。
期待しています。
新しい学年、そして新しい学校で、いきいきと自分らしく活躍してくださいね!
満開の桜の下、江川崎駅にてディーゼル車に乗り込む参加者。

Allister "Sakura"

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