アウトドアでちょっとゼイタクなチョコレート

今回は「トラパニーの塩」と「シナモン」の2種を試してみました。
アウトドアとチョコレートはむかしから馴染みが深いもの。

遭難したときに
「チョコレートを食べてしのいだ」
という逸話をきいたことがあるひとも多いのではないでしょうか?

でも、アウトドアでチョコレートを食べて、ほんとうに「おいしい!」と思ったことがあるひとって意外に少ないんのでは?

とくに、夏のアウトドア。
お約束どおりチョコレートを持っていったものの、溶けてドロドロ。
「うっそぉ〜」と脱力感を感じたことがあるのは、自分だけではないはず。

そんな「アウトドアで食べるチョコレート」のイメージを覆してくれるチョコレートをご紹介しますね。

イタリアはシチリア島の小さな村・モディカで、古代アステカで作られたチョコレートの製造方法そのままで作られているのがモディカチョコ。
モディカには、それぞれ工程にこだわった20以上の家内制チョコレートファクトリーがあるそうな。
行ってみたい町ですよね♪

モディカチョコの特長は、カカオの香りが高く、いっさいの添加物を使っていないこと。
いさぎいい原材料でしょう? 乳化剤はおろかレシチンも入っていません。
ペペロンチーノ(赤唐辛子)やホワイトペッパー(白胡椒)なんていうめずらしいフレーバーが楽しめること。
そして暑さに強くて溶けにくく、ざっくりとした食感が独特のフレーバーをさらに引き立たせます。
「トラパニーの塩」の断面。塩の結晶とざっくりした感じがわかります。
ひとくち食べただけでベルギーチョコレートがもつ優雅さとは違う、素朴で力強い風味を感じられるでしょう。
例えるならば、はじめてシングルモルトウイスキーを口にしたときの新鮮な驚きと歓喜に似ていますね。

一日の行動をし終えて、山小屋やタープの下で。
食後に仲間と一日を振り返りながら、濃いコーヒーや強いアルコールとともにモディカチョコのさまざまな味わいを楽しむ。
高品質のカカオ、しかもカカオの比率が高いから数ピースを口にするだけで満足できます。

いままでのチョコレートとはひとあじ違う豊かさをアウトドアライフにもたらしてくれる、新境地のチョコレートだと思いますよ!
もちろん、栄養満点♪ 行動食にもど〜〜ぞ!

より詳しい説明はこちらでどうぞ! → GO!

haruka nakamura "Delight"