「多摩川で新春50kmサイクリング」終了。

係留船が目出つ多摩川の河口では、遠くの町までやってきたような気になります。
穴守稲荷神社奥の宮は、とても都会の真ん中とは思えません。
復路はお尻が痛くなって立ち漕ぎばかりしていた参加者。
銭湯の帰りに多摩川をわたると、だれかが河原でたき火をしていました。
今日もいちにちみなさんお疲れさま!
 
昨日は冬曇りでしたが、ときおり日差しがさすなかで「多摩川で新春50kmサイクリング」を無事終了しました。

前日に体調不良でご参加を自重されたご家族があって4名のご参加でしたが、ちからが揃っていて、新春にふさわしい元気に満ちたいちにちになりました。

最近は運動不足だなあ、というおとなふたりと、これまた運動はあんまりしていないようだけれどその意識がまったくない(笑)中学生のふたり。
この中学生のふたりは、この2年続けて夏のカヌーキャンプに参加していて、顔なじみ。
はじめはなんとなく、つかずはなれずでしたが、中盤からキャンプを共にした日々のように、親しさを取り戻していました。

多摩川の中流・狛江市から河口の羽田までを無事に往復した夕方、みんなでいっしょに和泉多摩川駅至近の銭湯につかって疲れを癒しました。
冷えたカラダに湯船のお湯がじーんと沁みるようでしたよ。

湯船につかりながら、おとなふたりが「いやー、もういっぱいいっぱいでした」とまじめな顔で話すのに較べ、中学生たちは「まだ余裕があるな」と元気。
この年頃の底力はうらやましい。

じっさい、このうちのひとりは府中から自分の自転車で参加して、銭湯から出たあとも元気に夕闇の中を手を振りながら自走で帰っていきました。
変速機付きとはいいながらも、特段スポーツ車でもない自転車で65kmくらいは走ったわけです。

多摩川はサイクリングロードが整備されていて、その気になればだれでも気軽にサイクリングできます。
だけど、周辺の景色や文化財にふれる時間は、ともすると惜しんでしまうことが多いのではないでしょうか。

今回は多摩川浅間神社、穴守稲荷神社、多摩川0m地点、川崎大師と、手頃なところで休憩しながら多摩川沿いの景色や歴史について楽しんでいただけるよう、準備をしました。

「いちにち家で寝ているのに較べたら、ほんとに充実したいちにちでした」「多摩川の景色が、自転車で走るにつれてどんどん変わるのに驚いた」なんていう感想もいただきました。

今日もまだ、昨日に冬の空気のなかで冷えた指先が遠くしびれているような気がします。
アタマで考えてありきたりな感じがすることも、実際に参加者のみなさんとともに実行してみると、その体験がカラダへ残像のように残るものですね。

リアルな体験でリフレッシュするひとときを今年もみなさんといっしょに共有していきたいものです。

2月は、伊豆大島でサイクリングごいっしょしましょう。

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