2013年12月25日水曜日

「急行北極号」にはどこで乗れますか?


夢のなかの世界だったとも思えるし、ほんとうに見たのかもしれない世界だとも思えるようなタッチの絵が印象的な幻想絵本「急行北極号」
子どももおとなもいっしょに没頭できる静謐な時間を楽しめます。
パジャマでホットココアを飲みながら、オオカミがうろつく原野を横切り、凍てつく高山を螺旋状に上り下りする夜行列車にいちどは乗ってみたいものです。

夜行列車がどんどんと廃止されてしまうなか、地球野外塾では子どもたちに「絶滅危惧種」の夜行列車体験をさせてあげたくて、2007年には熊野へと向かう手段として「急行銀河」のB寝台を使いましたが、その「急行銀河」もいまはもうありません。
そして今、奇跡的に残る唯一の夜行急行列車「急行はまなす号」は、青森と札幌の間を毎日運行しています。

この列車、絵本「急行北極号」の世界を追体験させてあげるのにとても適していると思うんです。
ココアのサービスはありませんが、自分で車内に持ち込めばよし。
冷たい津軽海峡の下を貫くトンネルを走り、黒く眠る駒ヶ岳の麓を抜け、漁り火燃える内浦湾に沿って北上する列車に乗ると思うと、考えただけでワクワクします。

この「急行はまなす号」もいつまであるか、わかりません。
夜行急行列車の車窓を駆け抜けていく知らない街々の灯は、きっと心に残ることと思います。
それはワンランク上の旅を目指して意図的に創り上げられた「豪華寝台特急」の旅とはまた違うテイスト。
ぜひ一度、体験してみてくださいね。

ダイヤモンド富士の代わりにムササビを見た冬ハイク。

つぎつぎと現れる標識のうえで片足立ちするのがなぜか大人気に! 
きれいな天蚕の繭。
惜しい! ダイヤモンド富士はお預けでしたが……
ムササビ発見に沸く参加者のみなさん!
静かな年末の山路を夜景をみながら下りました。
子どもが手に持っているのは大きな雪の固まり。
君にとって今年の初雪ですね。
12/23は14名様(うち小学生以下のお子さんが6名様)と4名のスタッフあわせて18名で、この時期だけ高尾山頂から見えるダイヤモンド富士を求めて高尾山に登ってきました。

当日は薄曇りの寒い日となりましたがみなさんの士気は高く「今日は午後3時くらいから晴れてくるという予報ですよね」と下調べもばっちり。
最年少5歳を含む子どもたちも元気に高尾山へと向かう一番南側のルートになる稲荷山コースへと入りました。

この日は、地元・高尾にお住まいの私の山の先輩がサポートに入ってくださったので、子どもたちが発見したさまざまな草花についてもよく教えていただきました。
予想どおり子どもたちは小さな実などにも興味津々だったり、森林管理の境界として埋められている石柱のうえでバランスをとることを競ったので、登りはじめのたいせつな時にスローペースで進行することができました。
野外塾では登りはじめはとくに重視します。ここで疲れちゃうとあとが続きませんし、寒い日はこの時点で大汗をかくとあとから冷えて戦意喪失する恐れがあります。

ゆっくり歩いていると見えるものがある。
そんなうちのひとつに天蚕(てんさん)の繭がありました。
上品な緑色の繭のなかで眠っている命があると思うと不思議ですね。

歩きはじめて2時間で高尾山頂到着。ダイヤモンド富士を見るためにすでに多くのひとたちがいるので、もみじ台まで行きました。
あと10分で日没というグッドタイミングで到着して、雲間から夕日も現れたのですが富士山頂は雲に隠れたままでダイヤモンド富士は眺められませんでした。

しかし、がんばった子どもたちを労(ねぎら)うように、人気がない静かな山路をくだっていたところ、3匹のムササビに遭遇。
ムササビがでるかもしれませんよ、とお話ししたのに合わせてたまたまあるお父さんがヘッドライトで樹上を照らしたら、ちょうどザブトンみたいな影がサッと飛んだ、というのでおお騒ぎ。
それを見そびれたほかの参加者たちが「いいなあ!」といっていると、今度はまたすぐに2つのザブトンが飛び去っていき、暗くなった山中に歓声があがりました。
あたりは私たちしかいなかったので、とても印象的な山中のできごとでした。

連休のまえに天気がひと荒れしたのでまだ雪が残っていたり、右手下に街の夜景をみながらヘッドライトを点けて下山したりするのも、子どもたちには楽しいようでした。
未就学のお子さんが3人いたので、だいじょうぶかなぁと気がかりでしたけど心配に及ばず全員無事にケーブルカー駅に到着、ここで解散しましたが未就学のおこさんを含むひと組のご家族はご希望で高尾山口駅までスタッフといっしょに歩き通しました。

後日小1の男の子とご参加くださったお母様からメールをいただきました。
先日の高尾山は我が家にとっては初めて冬の登山でした。
親子2人でも皆様とご一緒で心強く、またとても楽しく登る事が出来ました。
相変わらずのマイペースな息子2人だったら、「待って!!ストップ!!」の連続で息切れしていたかもしれません(笑)

今年は季節の節目に地球野外塾の活動に参加させて頂き、より自然を感じる豊かな体験が出来ました。

この日は地球野外塾にとって2013年最後の活動であり、あらためて身近な自然が与えてくれる豊かさを再発見しました。
今年は身近な自然を従来以上に掘り起こした1年でしたけれど、都心からほど近いところにあるたくさんの自然が私たちをまだまだ待っているような気さえします。

来年も、参加者のみなさんと「寄り道が多い」ゆっくりした自然探しをしてまいりたいと思います。
ご参加者の皆様、そしてサポートしてくださったおふたりの先輩、ほんとうにありがとうございました。

2013年12月22日日曜日

身近な自然「高尾山」・冬の楽しみ。

週末の活動の下見のために、高尾山に行ってきました。
ミシュランで三ツ星をとって以来、混んでいるイメージが先行して敬遠していましたが、やっぱりすばらしい自然に恵まれていることに改めて驚きました。
なんていったって、京王線を使えば新宿や渋谷からオトナ370円で来られるというのも大きな魅力です。
そこから先、山中でお金を使うも使わないも、みんなみなさん次第。

冬のオススメは、午後を少し回った頃からのハイキングです。
その時間から登り始める「冬の高尾山・10のおススメ理由」をどうぞ。

理由1
ひとが少なくて、自分のペースで自然を楽しめます。

理由2
空気が澄んでいるので、遠くまでよーく眺望が効きます。


理由3
思わぬ日だまりで暖まることもできます。


 理由4
ちょっと荒れた天気の翌日は、子どもたちに雪を見させてあげられるかも。



理由5
マユミなどのかわいい冬の実を愛でることもできます。


理由6
高尾山頂から少し西に行くと、雪をつけた丹沢連峰がすばらしい。


理由7
夕富士をたっぷり堪能できます。


理由8
夕暮れ後、少し粘ればムササビを見ることができるかも。


理由9
1号路沿いはじめ、至る所で夜景が楽しめます。


 理由10
下山後、冷えきったからだに名物のおそばがおいしい!


ケーブルカーを利用予定の方、また下山後の食事を楽しみたい方、意外に早くクローズされますので、そこだけ気をつけてくださいね。
おそば屋さんは、旧表参道沿いのお店が比較的遅くまで営業されています。

そうそう、くれぐれも冷え対策を万全にして、ヘッドライトと地図をお忘れなきように。
ご参考まで。



2013年12月11日水曜日

早春の風物詩。「江戸前海苔づくり体験」募集開始。

小さなお子さんの「海苔つけ」をサポートする田村保さん。
【ご参加のみなさま
集合場所と時間を変更しました。
集 合:(募集時) 京浜急行空港線「穴守稲荷駅」改札外08:00
→(変 更) 穴守稲荷神社境内08:10(2/14変更)
 京急「穴守稲荷駅」から徒歩5分です。
 「改札でてマクドナルドがある角を左、ローソンを越えたさら地を右」に折れて直進。

クリックで拡大します。
参 考:京急蒲田駅から穴守稲荷駅までは京急羽田空港線で約5分です。
快速特急は停車しませんのでご注意ください。

【平成25年度子どもゆめ基金助成活動】
羽田で代々続いた海苔漁師をしていた田村保さんから、1950-60年代当時のままの道具と工程で海苔作りを教わります。
豊かな自然と、実直な人たちの創意工夫から生み出された最高品質の手作り海苔。
身近な伝統食「海苔」に楽しく親しめる絶好の機会です。


'14 216(日)雨天中止(小雨実施)

海苔作りは昭和37年(1962年)まで大田区の重要な産業でした。
当時、11月から2月にかけて厳寒の未明に行われた手仕事を、当時のままの道具とワザでみなさんに追体験していただきます。(当日は木更津産の生海苔を使用します。)
自分で作った海苔が天日で乾くのを待つあいだは、自分で海苔巻を巻いて召し上がれ。
田村さんのご親戚が作っている木更津産の最高級海苔のおいしさを体験してみてくださいね。

2013年実施の同活動のようすをご覧いただけます。こちら

参加費:中学生以上3,000円(4歳以上小学生まで2,500円/3歳以下500円)食費と保険料を含む。
会 場:穴守稲荷神社(京急・穴守稲荷駅から徒歩5分)。
対 象:小さなお子さんからオトナまでどなたでも。
 ※小学3年生までは保護者とごいっしょにご参加ください。
 ※活動の特性上「見学」はできません。悪しからずご了承ください。
進 行:2部制です。
【第1部】 08:00から13時まで。 海苔作り体験と自作海苔巻での食事。
【第2部】 第1部終了後、田村さんからより詳しい話をおききする座談会(13時過ぎから約1時間)。
・体験を重視される方や小さなお子さん連れのご家族は、第1部が終了したら自由にご解散いただけます。
・第2部は、田村さんから当時の海苔作りの創意工夫のようすをより詳しく、より突っ込んでお聞きします。
・料金は第1部のみご参加の場合、または第1部と第2部併せてご参加の場合も同料金です。
解 散:第1部:13時過ぎ 第2部:14時過ぎ
定 員:20名30名くらい 締切:2014 2/13(木)
活動の目的
・日本の伝統食・海苔のことについてもっと知って、親しもう!
・当時のままの海苔作り体験をつうじて、手仕事を見直そう!
持ち物:以下すべて必携です。
集合の時間から1時間は冷えます。防寒をしっかりとしてくださいね!
・あたたかい服装と履きなれた靴
・ゴム手袋や調理用ビニール手袋
・タオルまたはハンディタオル(水を使うのでこまめに使えるように。)
・箸・お皿・おわん→割れなくて軽い樹脂製がお勧めです。
(使い捨て食器をなくすためご協力ください。)
・自分で作った海苔を持ち帰るためのビニール袋(19cm×22cm以上)
・レジャーシート(野外での荷物置き用)
・筆記具
晴れれば日だまりですが風が吹くと冷えますので服装にご配慮ください。
ご協力:田村保様 穴守稲荷神社様
主 催:NPO法人地球野外塾

【お申込者用書類
 キャンセル規定などのご確認事項(お申込にあたり必ずお読みください)
PDF版(88KB)
お申込書
エクセル版(29KB)  
PDF版(32KB)


お問い合わせはお気軽に電話 03-3785-4617 

2013年12月10日火曜日

「ダイヤモンド富士を尋ねる冬ハイク」募集開始。

2007.12.20の高尾山頂からのダイヤモンド富士。
クリックで拡大できます。
おかげさまで定員に達しました。キャンセル待ちを承れます。(12/16)
「一度は太陽が富士山に沈むダイヤモンド富士を見てみたいなぁ」
この日は高尾山からダイヤモンド富士を見ることができる条件が揃います。
クリスマスの季節にぴったりの厳(おごそ)かな天体イベントと日没後の山道歩きを一度に楽しめる特別な冬ハイクはいかがですか?
'13 1223(月・祝) 雨天中止。
集 合:京王電鉄高尾線終点「高尾山口駅」改札外直進・周辺地図大看板前13:00
 →ひと駅新宿駅寄りにある高尾駅とお間違えないように。
(おすすめ:京王線11:51新宿駅発高尾山口行き準特急乗車、12:45高尾山口駅着。乗り換えがなく、着後に駅構内のお手洗いに行く充分な時間があります。)
改札を出ると真正面に見えるこの看板の前でお待ちしています。
解 散:京王電鉄高尾線「高尾山口駅」18:30
 (帰路にケーブルカーをご利用の方は途中のケーブルカー高尾山駅で解散可能ですが混雑が予想されますので予めご了承ください。)
対 象:かんたんな安全説明を理解できる年長さんくらいから大人までどなたでも。
ただし次のような行程を3時間くらい歩ける方。
登り標高差400m、最も高い標高599m
下り標高差400m、総歩行距離7.9km
下りでケーブルカー利用の場合、下り標高差140m、総歩行距離6km
親子連れでもおひとりでもご参加できますが小3までのお子さんは必ず保護者とともにご参加ください。
活動地:東京都・高尾山
参加費:4,000円/人 ホットドリンク類と保険料込。
ダイヤモンド富士が見られなかったら… 1,000円減額します。

ご自宅からの往復交通費(参考:新宿駅から高尾山口駅までおとな370円)とケーブルカー実費(おとな470円、小学生230円)は別途個人負担。
※京王線の自販機で買えて京王線往復とケーブルカーが各2割引になるお得な「高尾山きっぷ」あります。 詳細は → こちら
定 員:10人程度(最少催行人数5人) 締切:12/19(木)
活動の目的
寒い季節でもワクワクできる目的をもって自然に親しもう。
持ち物:以下すべて必携。とくに防寒にご留意ください。
・フロントジップで脱ぎ着しやすい防寒ウェア
・靴底がしっかりした履きなれた
以下のお荷物が入るザック
・携帯できるイスや断熱材でできた折りたたみザブトン
・レジャーシートやサバイバルシート
・マイカップ
手袋やスキー帽のような帽子、マフラーなど防寒小道具
・使い捨てカイロなど
飲物(ペットボトルがいいです)
小腹が空いたときの軽食類、おにぎりやサンドイッチなど
タオル
携帯電話など貴重品の濡れ対策ビニール袋
雨具
・できればサングラス(観察に便利。)
ヘッドライト(日没後の山道を歩きます。)
活動日の予定(時間は参考)
13:00 京王線・高尾山口駅集合。
13:10 出発。日だまりになる南側の登山道から山頂へ。
15:30 高尾山頂あるいは適当な場所で日没を待ちます。冷えないようにご注意。
16:15 ダイヤモンド富士が見えるかどうか!
16:40 下山開始。
17:30 希望者はケーブルカー高尾山駅で解散。
18:30 京王線「高尾山口駅」で解散。

★お申込者用書類(お申込書/キャンセル規定)
エクセル版(29KB)
PDF版(32KB)
キャンセル規定(PDF 88KB)
お問い合わせはお電話/ファクス 03-3785-4617

2013年12月6日金曜日

クリスマスリースの活用法とフェイスブックの活用法。

現在玄関に飾っていらっしゃるクリスマスリース。
ブルーのリボンが高貴な印象をもたらしています。
今年のお正月に飾られたんですね! 
そして、ハロウィンバージョン!
今日、野外塾の活動に何度もご参加いただいているご家族から、地球野外塾のフェイスブックページにメッセージをいただきました。
このご家族は今週末に予定されていた「太平洋で見よう! アイソン彗星」にもお申込いただいていたのですが、彗星の消滅による野外塾からの中止連絡を残念がり、メッセージをくださいました。
同時に、昨年ご参加いただいた「クリスマスリースづくり」でお作りになられたリースを、さまざまな機会に活用しているようすを写真で寄せていただけました。

どうです?
葛(くず)のつるを織り込んだシンプルなリース、意外に使い回しが効くでしょう?
改めて感じますが、シンプルなものというのは「強い」ですね。

地球野外塾の活動もまた、これからもシンプルであり続けたいと考えています。
アイソン彗星の消滅で私たちもしょんぼりしましたが、こうしたご連絡をリピーターの方からいただけることでまた次の活動を企画する英気が養えました。
ありがとうございます。

そうそう、この機会に少しアピールさせてください。
地球野外塾はフェイスブックページもあります。
フェイスブックは、基本設定がお世辞にも直感的とはいいにくく、個人情報がだだもれになる恐れがあるので嫌う方もいらっしゃいますが、基本設定をひととおり(トラップを踏まないで)整えれば、現行のSNSとしては、おそらくいちばん「オトナな」サービスのひとつになり得る可能性もあります。
また、リアルな「口コミ」が意外に難しくなってしまったいまの世の中、「いいね!」をクリックするとその人のページにそれが表示されるため(設定によって非表示にすることもできます)、間接的でイヤミがない「現代社会に合った口コミ」になりうるかもしれないな、という点に注目しています。
いっぽうで、私たちもフェイスブックのページで「いいね!」をクリックしていただいた方々にはなんらかの形で御礼をしたいと考えています。

このブログは意図的にコメントができないようにしている(もしさまざまな問い合わせなどがあったとき、それに答えることがマンパワー的に困難なため)のですが、フェイスブックではメッセージを送っていただくことで、簡略ではありながらも双方向な情報のやりとりが可能です。
このサービスのよいところと悪いところを注意深くさぐりながら、スマートに活用していきたいと思っておりますので、ご関心をもっていただけた方はぜひお訪ねくださいね。
https://www.facebook.com/yagaijuku

2013年12月2日月曜日

「採って作ろう! ナチュラルなクリスマスリース」無事終了♪

つる取りは意外に重労働です。
飾りになる木の実採りは子どもたちに人気の仕事。
なにをどのように飾りつけるか、悩ましい問題。
姉貴が飾りつけを考えている最中でも、弟君の関心はココアがもう1杯飲めるかどうか。
これらのリースはなにか呪術的なオーラを帯びている感じがしませんか? 
もちろん、そんなことも子どもにはどうでもいいこと。
いかに「遠くまで飛ぶか」がリースに求められるようです。
そしてテントもダンスの舞台としか考えられないようです(笑)。 
午後の日射しを浴びる手作りのリース。
日射しを受けていっそう「あたたかく」見えます。
それぞれのリースを手にしたご参加者のみなさん。
お疲れさまでした!
12/1(日)も前日に引き続いて最高の晴天。
12名様のご参加者(うち7名が2歳から小4までのお子さん)とサポーター2名様を含む4名のスタッフあわせて16名で、多摩川の河原そばに自生する葛を利用したクリスマスリース作りを実施、無事終了しました。

当日は朝はどんと冷え込みましたが、集合してからは風もなくて子どもたちはコットンの長袖だけで遊べるくらいあったかくなりました。ありがたいことです。
肝心の葛(クズ)のつるも昨年に較べてずっとよい品質で、5m以上の長さで採れるものも少なくありませんでした。

葛のつるを巻いて作るリースの土台は、なんといっても巻きのリズムが美しさの決め手となります。
つるの弾力の手応えを感じながら無理がないように巻いていくと呪術的な美しさが現れるのです。
でも、それにこだわることも特段ありません。
オトナはつい完成度が高いものを求めてしまいがちですが、手作りのよさはなにも美しさだけではありません。斬新さや無骨さもまた持ち味になりますから。
子どもたちは、というと巻いたつるをフリスビーのように使っていました。
こうした脱線や発想はオトナだけの集まりでは醸(かも)せません。
子どもたちといっしょに作業をすると、予想外の楽しさに出くわすことができるのがかけがえのない幸せ感につながるように思えます。

つるを巻き終えたら、クグロフとホットドリンクでひと休み。
ひととき甘いものを楽しんだあとは、採ってきた木の実などでいよいよ飾りつけです。
自分の好みは、自然な木の実などといっしょにクリスマステープやお菓子などの人工的なものをいっしょに飾りつけること。
聖俗がいっしょになっているようすが好きなんです。
オトナはきれいなものを求めますが、子どもたちの発想は実用的。
たとえば、クリスマスイブまで毎日1つずつお菓子を食べられるように、24個のお菓子を飾りつけた子がいました。
考えてみれば、肝心のクリスマスのときには飾りがなにもないすっぴんのクリスマスリースでお祝いすることになりますが、まー、いいですね♪

これからクリスマスまで、子どもたちは自分で作ったクリスマスリースといっしょにどんな夢を紡ぐのでしょうか。
今年もさまざまなことがありましたが、すべての人たちにこころがやすらぐよいクリスマスが訪れるようにと願って止みません。

後日ご参加いただいたお母様からメールをいただきました。

久しぶりに夢中で楽しませていただきました。
とっても楽しい体験で娘も息子も私もわくわくしていました。
次回はカゴ作りたいです。

二人目のご出産を終え、二人のお子さんとお友達の母子とごいっしょにご参加くださいました。
お母さんとしてもしなやかになられて、またお会いできたことが私たちもとても嬉しかったです。

ご参加くださった参加者の皆さん、ボランティアの皆様ありがとうございました。
少し気が早いですがみなさんにも、「メリー・クリスマス」を。


「湖の奥ではじめてのたき火料理」無事終了。

一目見て笑い、そして感心したのが小1男子の漕ぎ方。
まだちいさくてペダルに足が届かないので、なんとペダルの「手漕ぎ」。
これがまた早いんです。
必死に漕ぎながらこちらを牽制するようすがカワイイ。
こういう発想、大好き!
焼きマシュマロと焼きソーセージの味のコンビネーション。
さて、どう感じたのだろう。
フライパンで煮える豆を見るとヘミングウェイの小説の一節を思い出します。
「苦労して運んできたんだから、おれはこいつを食う権利があるんだ。」
"こころがふたつある大きな川" 大久保康雄訳(新潮文庫)
そして今日も煙の香りがスパイスになったワンプレートのできあがり。
西に落ちゆく夕日に送られて私たちは東へ帰りました。
また遊ばせてくださいね、相模湖さん。
先週末の11/30、そして12/1にそれぞれ活動がありましたので報告します。
両日ともに風もほとんどなく、絶好の晴天に恵まれて無事終了しました。

まず、11/30は先週に引き続き「スワンボートで行こう! 湖の奥ではじめてのたき火料理」でした。
5名様のご参加者(うちお子さんが3名様)と2名のスタッフあわせて7名で実施しました。
11/10の同活動が悪天で中止になったためそのバックアップとして設定しましたが、結果として11/10にお申込いただいたみなさまはご都合がつかず、新たに2組のご家族がごいっしょしていただけました。
人数としては少なかったものの活動の内容としてはコンパクトで野外塾らしい一日となりました。

進行とメニューは先週と同じでしたが、少人数ですと各作業の時間をゆっくりと取れるのがいいところ。
双子の小1ふたりと小4の男の子たちも過去の例に違わず「利他的精神」にあふれ、なんにでもチャレンジしていました。
小1のお子さんふたりと小4のお子さんの違いは、最後まで粘り強くその作業をやり通すのが小4。なんでもチャレンジしてすぐ飽きる(笑)のが小1。
これも過去の例と同じですので、別に驚きません。ごくフツーのことです。
みんなそうやってだんだん大きくなっていくものです。

それにしても、子どもたちの利他的精神はたいしたものです。
突拍子がない例えですが、もし世の中の発電施設が全部壊れて、みんなが1日に最低1時間だけは自分の自転車を漕いで人力発電しなくてはならなくなったとしたら(笑)……
おそらく、その危機を救ってくれる原動力になるのは子どもたちかもしれません。

後日小1の双子の男の子のお母様から目折るをいただきました。
「湖の奥ではじめてのたき火料理」では
おかげさまで、親子ともどもとても楽しい時間を過ごすことができました。

私が元ガールスカウトでアウトドアが大好きなのですが、
子ども二人を連れて気軽にアウトドアを楽しむほどのスキルは無いため、 こういう活動は本当にありがたいです。(子どもをボーイスカウトに入れることも考えたのですが、なにより私自身が一緒に楽しみたいので、 地球野外塾さんのようなスタイルがぴったりです!)
子どもたちと一緒に写真を眺めては、「楽しかったね~」と思い出にひたっております(笑)

お父さん、お母さん。
おうちの中に大切なマンパワーが眠っているかもしれません。
ぜひ、その潜在能力を引き出してあげてくださいね。