「間近で見る空師の仕事」無事終了。

当初9/26(土)に設定、雨天により順延した「間近で見る空師の仕事」は、翌週の10/5(月)に無事終了しました。
特殊伐採の作業現場を一般の方々にご覧頂きたいと願って設定した本活動は、伐採に携わる浅見又吉氏のご都合が第一だったために平日実施となり、地球野外塾のお誘いでご覧頂いた方はいらっしゃいませんでしたが、私自身はたいへん有意義な時間を過ごさせていただきました。

当日の作業手順を写真でご覧頂きます。
8:50 段取り確認後に枝払いが始まった直後。
9:42 まもなく丸坊主になる木。

11:40 筒切りがはじまる。

13:46 とうとう幹が倒される。
11:50
活動地として幾度もお世話になっている芦ケ久保の自然郷東沢さんの敷地内に立っているメタセコイアの伐採がこの日の目的でした。
立ち木と隣接している建造物や町道の通行に差し障りなく伐採するためには生えているままを横倒しにするわけにいかず、枝払いのあとに幹を筒切りにすることを繰り返してだんだんと低くした後に倒すという特殊な作業が必要でした。

最後は、切り倒した幹を倍力システムでそばの池に渡して、丸太橋に仕立てました。
8時半から開始された作業は、昼の小休止をはさんで3時には終了。

とくに印象的だったのは、作業された浅見さんの周囲に配慮する温厚さ。
非常に危険な仕事をしてきた方ならでは、のご人格なんでしょう。
こうした方の仕事を見ることができるのは、ひとつの幸運だと痛感しました。

貴重な機会をご提供いただいた自然郷東沢さん、ほんとうにありがとうございました。
今度は月内の「たき火キャンプ」でお世話になります。