11/29 「お外で作るクリスマスリース」無事終了。

お父さんたちも八面六臂の大活躍でした。
ご家族のリーダーとったり、相談役やボケ役に回ったり。
1/29(日)、東京都狛江市の多摩川河畔で、14名のご参加者(うち年中さんから小6までのお子さん7名)と地球野外塾スタッフ2名、サポーター3名様のあわせて19名で、現地で採れた自然素材を活かしたクリスマスリース作りを実施。無事終了しました。

当日は穏やかに晴れて、風もない日。
河畔は風が支障となりやすいので助かりました。
一日中、陽が当たる場所があるので、そこをベースに活動を開始。
まずはリース本体の材料になる葛のつる採集。
この採集こそがまさにキーポイント。
下見でアタリをつけていたつるが、下見時の予想以上に長く、たくさん採れてほっとしました。
つるに巻きつかれた木にとっては年末大掃除みたいなものかもしれません。
つるを採ったあとは、まずぼろきれで磨く。
このひと手間が違いを生みます。
輪っかのなかを何度も同じようにくぐらせると……
でっきあがりぃー!
そして丸めます。
たいせつなのはリズム。
つるは太さによって「これくらいの曲げ方で巻いてね」と訴えてきます。
つるの訴えは、手応えでわかります。
その訴えに沿いながら巻いていくと、リズムが出始めます。
あとはそのリズムに従うだけ。
文にすると抽象的ですが、実際にやってみるとすぐにわかります。
知識は体験によって身につく。いわゆる体験知の世界です。
子どもが飾ったリース。
大人が飾ったリース。
ベースができたら、飾りつけ。
きらびやかな飾りと自然素材の組み合わせの塩梅は人それぞれ。
子どもたちは、チョコやら飴やらを貼りつけるのが好きですね。
大人の方は、自然素材をたいせつにするようです。

子どもが跳ぶ、お父さんも跳ぶ!
要らんところに登る! さすがにお父さんは登らない(笑)
そして子どもたちは、飾りつけよりも「遊ぶ」ことがダイスキ。
それでいいんです。

今から帰れば夕ご飯の支度に間に合うという時間が潮時。
みなさんの作品が一同に集まると、冬の野原に花が咲いたよう。

体験をつうじて自分でできることが少しずつ増えるのは、ひとつひとつ新しい道具を手にしているようなものです。
新しい「道具」を活かして、つぎはなにを創りますか?

ご参加いただいた親子のみなさん、サポートしてくださった増田親子さん、菅澤さん、ほんとうにありがとうございました。

そしてみなさまに少し早いメリー・クリスマス!